活動報告

老人ホーム経営に高齢者データを活かす。代表取締役 岸本が「第8回 高齢者住宅フェア 2016 in 関西」で講演をしました。

 

掲載日:2016年11月22日

講演者:株式会社くらし計画 代表取締役 岸本吉史


場  所:インテックス大阪

講演内容

今回のセミナーには、老人ホームを経営されている方々が多数聴講。AIやロボットを、自身の老人ホーム経営にどう活かしていくのか、興味津々で聴かれていました。



第8回 高齢者住宅フェア 2016 in 関西


主催:株式会社高齢者住宅新聞社

2016年11月10日(木)14:00~14:50

 

Q.


今回の講演タイトルは『情報革命時代の施設経営~施設データ、AI、ロボットの活用方法~』でしたが、老人ホームの経営にAIやロボットを活用するということでしょうか?

岸本 老人ホームでは、入居されている高齢者のデータを収集しやすい環境にあります。このデータをAIやロボットを活用して老人ホーム経営に活かそう、というのが骨子です。

 

Q.


老人ホームの経営にAIやロボットを活用するのですか?

岸本 ロボットの技術は、大きく3種類に分けられます。

(1)センサー系:人間であれば、感覚器官。目や耳などのように外界からの情報を得るのに使われます。

(2)知能・制御系:人間であれば、頭脳と神経網。センサーからの情報を処理してプログラミングを行います。

(3)駆動・構造系:人間であれば、筋肉や骨格。アームの動作や移動など、動きに関する技術です。

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現在、(1)センサー系と(2)知能・制御系の発展は目覚ましく、AI×(1)センサー系は広く注目されています。

 

Q.


たしかに最近、AIやロボットの能力はさまざまな分野で注目されていますね。

岸本 そうなんです。AIは、膨大なデータの中から、人間では想像もできないようなパターンを見つけ、精度を上げてくれるのです。

 

Q.


人間では想像もできないようなパターン。具体的にはどのようなものがあるのでしょう。

岸本 たとえば、チョコレートとシナモンを混ぜた牛ひき肉、つぶした枝豆、アンズのピューレをトルティーヤ(トウモロコシの薄焼きパン)で巻いた「オーストリア風チョコブリトー」。

 

Q.


チョコレートにシナモン、枝豆にアンズですか? 人間では想像できない食べ物です。

岸本 これは、AIが考えたレシピなんです。常識的な人間では思いつかないような、非常に独創的なレシピです。しかも、すごくおいしくて、栄養素や化合物を分子レベルで考えられた料理なんですよ。

 

Q.


AI、味も栄養も考えられた組み合わせなんてすごいですね。料理以外の分野はいかがですか。

岸本 ロボットのセンサー系技術とIoT(=Internet of Things:モノのインターネット)により、現代ではあらゆるものが計測可能となっています。洗濯機でバイオ分析をすれば、体調管理をすることもできます。

 

Q.


洗濯機で体調管理ですか? すごいことですが、洗濯機から自分の体調が知られてしまうって怖い気もします。

岸本 そういう方もいらっしゃるでしょうね。しかし、老人ホームでは、少ないスタッフで多くの高齢者を体調管理しなければいけません。高齢者の中には自覚症状を訴えられない方、症状を自覚することが難しい方もいますから、データから個々の体調を把握できることは高齢者の生活をより良いものにしていくことができると思います。

 

Q.


なるほど。データの活用は、高齢者の生活の質の向上につながるのですね。

岸本 そうです。AIやロボットによってデータを活用することは、高齢者の生活の質だけでなく、人材不足が課題となっている介護スタッフの負担軽減にもつながると思います。

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