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地主さんにとっていちばん頼れる代理人になりたい

2020年01月17日

そこで、私が各地の地主さんにご提案差し上げているのが、建設会社も運営会社もすべて私が責任を
持ってセッティングしたうえでの「25年間一括借り上げ」のパッケージ。

各項目の詳細は次章に譲りますが、私はこの方式をホワイトメソッドと名付けました。ホワイトメソッドがなぜ支持されているのか――。実際にホワイトメソッドを通じて高齢者住宅を建てた地主さんの話を聞き、私なりに分析してみると、介護施設にくわしくない地主さんでも事業をスタートできる点とともに、将来にわたって関わる窓口の数が少なくてすみ、手間と時間を最小限に抑えられる点も大きいようです。

高齢者住宅を通じて土地活用を考えている地主さんは潜在的に、間違いなくたくさんおられます。しかし、なかなか投資へと踏み出せない理由のひとつとして、介護業界に対する知識のなさへの危惧や、「誰に相談をすればいいのかわかない」という現実的な問題があるのではないでしょうか。確かに、一般的な賃貸住宅と比較すると、建設、運営の両場面において明快なスキームが確立されているわけではないですし、「この会社に任せておけばすべて安心」という勝利の方程式もまだありません。だからこそ、地主さん、設計会社、建設会社、運営会社の間に立つ調整役が求められているのです。

計画を進めるにあたって、必ずしもすべての関係者の利害が一致するわけではありません。プロとして満足する仕事をするために、それぞれに譲れない部分もあるでしょう。そんな場面こそが私の出番です。

私が常に地主さん側の代理人、窓口となって各方面との折衝を行うことで、事業の円滑な進行をはかっているのです。それに、世の中には「相手が知らない」と見るや否や、取れるだけ取ってやろうと押しかけてくる業者だってたくさんあります。まずはパートナー選びの段階で私が責任を持つことを通じて、余計な手間や時間の浪費から地主さんを守っているのです。

よく冗談で言うのですが、私自身には実はなんの専門性もありません。建物のハード面については建設会社や設計士さんの方が何十倍もよく知っていますし、収支分析を行えばきっと金融機関の担当者や税理士さんの方が上手にやるはずです。それに、実際の運営に関しては運営会社のスタッフの方が間違いなくくわしいのですから。散々偉そうなことを書いていますが、「じゃあ、1か月スタッフを管理しながら老人ホームを運営してみて」と言われたら、きっと途方に暮れてしまうことでしょう。
それでも幸いなことに、私のもとには土地活用・高齢者住宅建築の依頼が継続的に来ています。先ほど、地主さんのいちばんの仕事は任せることだと書きました。逆に言えば、私の仕事は「こいつになら任せてもいい」と思っていただくこと。信頼できるチームを組み、まとめあげることが私の仕事なのです。

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